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「憑りつかれる魂 江上越が問いかける近代、その地平」がウッドワン美術館で開催

2022.09.22
広島

江上越《ファン・ゴッホ-006》2022

江上越(1994 年生、千葉県出身)は、日本や中国、アメリカ、ヨーロッパを舞台に国際的な活躍を見せる今注目の若手アーティストです。海外での経験をもとに、コミュ二ケーションをテーマとする作品を発表し続け、近年では肖像画においてその本質を問いながら絵画表現の可能性を追求しています。

左から、江上越《安井曾太郎−009》《藤田嗣治−001》2022

左から、江上越《黒田清輝-002》《小出楢重-003》2022

左から、江上越《ルノワール-001》《ファン・ゴッホ-003》2022

左から、江上越《岸田劉生-001》《梅原龍三郎-003》2022

江上は、さまざまな社会経済システムの問題が露呈する今日の状況を踏まえ、芸術表現を通して、あらためて日本の近代化のあり方を見つめ直そうと試みます。本展では、江上がリスペクトする近代日本の洋画家・黒田清輝や岸田劉生、安井曾太郎をはじめ、ファン・ゴッホ、ルノワールへのオマージュ作品55 点とあわせ当館収蔵品11 点を展覧いたします。明治、大正の洋画家たちとの時空を超えた対話により、江上はどのような絵画表現の地平を見せてくれるでしょうか。最新作と江上自らが選ぶ近代洋画のコラボレーション展示をご堪能ください。

左上から、安井曾太郎《裸女》1934、黒田清輝《木かげ》1898、ピエール=オーギュスト・ルノワール《婦人習作》《花かごを持つ女》1895、ファン・ゴッホ《農婦》1884-85、岸田劉生《毛糸肩掛せる麗子肖像》1920

展覧会情報
期間|2022年10月1(土)〜12月4日(日)
開館時間|10:00 ~ 17:00(入館は16:30まで)
休館日|毎週月曜日 ※10月10日は開館
入館料|一般1,400(1,250)円、高校・大学生 700(600)円、中学生以下は無料
※上記料金で常設展もご覧になれます。
※中学生以上は学生証のご提示が必要です。
※障害者手帳をお持ちの方と同伴者1名様は入館無料(手帳をご提示が必要です)
※( )内は有料入館者10名以上の団体料金および前売料金
会場|ウッドワン美術館
場所|〒738-0301 広島県廿日市市吉和4278
主催|ウッドワン美術館、中国新聞社
後援|広島県、広島市教育委員会、廿日市市教育委員会、中国放送、広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送、FMちゅーピー76.6Mhz、FMはつかいち76.1Mhz

対談トークイベント
国際的な活躍を見せる現代アーティスト・江上越と、ウッドワン美術館が収蔵する近代日本絵画のコラボレーション展示に関連し、対談トークイベントを開催します。ゲストは、日本の近代洋画史を専門とする土方明司氏と、アジアの近現代美術を専門とする建畠晢氏。江上の新作や本展のテーマである「近代」および近代洋画とその地平について語ります。
参加費|無料(要入館料)※要事前申込
定員|30名

第1弾 江上越 × 土方明司
(美術評論家・川崎市岡本太郎美術館館長)
日程:10月1日(土)11:00~

第2弾 江上越 × 建畠晢
(美術評論家・多摩美術大学学長・埼玉県立近代美術館館長)
日程:10月2日(日)13:00~

事前申込はウッドワン美術館HPより、お申し込みください。
https://www.woodone-museum.jp

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