GUTAI DICTIONARY

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グタイピナコテカ

1962年に大阪の中之島にあった吉原治良が所有していた土蔵3棟を改造して具体独自の展示施設がオープンした。ネーミングはイタリア・ルネサンス時代の絵画館、画廊を意味する言葉「ピナコテカ」にちなみタピエが命名した。ここでは具体メンバーの個展や、新作展、新人展などが開催され、具体の事務所もここに移された。海外の作家の展覧会も行われ、当時海外の現代美術が紹介される場所が無かった大阪では貴重な施設となった。また、来日した、海外の有名アーティストや評論家の多くもこの場所を訪れ、文化の大使館のような機能を果たした。

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