PROFILE

金丸悠児
金丸悠児
2003年東京芸術大学美術学部デザイン科卒業。大藪雅孝と中島千波という日本画の二大巨匠に薫陶を受ける。麻布や英字新聞の断片、意図的なひび割れなどが混在するユニークなマチエール、重層的に塗り重ねられた鮮烈かつ柔らかな色彩美は独自の境地を拓く。幼い頃に過ごした中東を彷彿とさせる乾いた空気感、不可思議な生物や街並みは、異郷を感じさせながらもノスタルジックな世界へと観る者をいざなう。社会におけるアートの役割を常に意識し、アーティスト集団C-Depotを設立、中心メンバーとしても活躍している。国際アートフェアにも多数出展、とりわけアジア圏では絶大なる人気を誇る。